着物は、すそつぼまりのほっそりとしたシルエットに着付けるのがもっとも美しいとされます。
着物の着付けと着こなしの美しさをつかさどる重要なカギは、わき線からすそにかけてのまっすぐに伸びた直線にあります。
美しいすそに着付けるコツをご紹介しましょう。
すそは、つまさきがあがるように着付けます。
・下前はすそから15センチほどあげ、上前は右上がりになるように、上前つま先を5センチ程度引き上げて線を整えます。
・しわが出ないように、シャキッと腰ひもを締めましょう。わき線のつぼまった美しい着付け姿をキープするためには、腰ひもをしっかりと締めることが、コツなのです。
体型別にすその着付けをみていきましょう。
・少々太り気味の方は、少し長めに着付けたほうが体型にフィットします。
・やせぎみの方の場合は、骨っぽい身体の線が強調されないよう、上前すそ線のつま先をあまり上げないようにします。上げすぎるとしわが出やすくもなります。
着物やTPOによるすその着付けはどうでしょうか。
●留めそで・訪問着・小紋
留めそでや訪問着の場合は、落ち着きと重厚さを出す装いにします。
すそたけはかかとよりも長めにします。前はぞうりの鼻緒がみえる程度にし、後ろはぞうちのかかとにかかる程度が適当でしょう。
小紋の場合は、たけを長めにします。ちょうどかかとぐらいのたけにし、つま先も上げかげんにすると良いでしょう。
●街着・普段着
つむぎやウールの場合は、足のくるぶし下までのすそたけにします。つま先はあまり上げないようにします。身体に着物がきつく巻きついてしまい、すそさばきが悪くなって動きにくくなります。
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