着物を着る際のポイントについてご説明したいと思います。
着物を美しく装うポイントは、着付けにあります。
そのために重要なのは、下着です。
下から順に「肌じゅばん」、「すそよけ」、「長じゅばん」です。
それに「腰ひも」が3本、「だてじめ」、「前板」、「帯まくら」、「帯じめ」、「帯揚げ」、「たび」が必要です。
これらをすべて手元にそろえてから着付けにとりかかります。
帯揚げと帯締めは、両方とも帯をきっちりと身体にとめつけ、結んだ帯の形を美しく保つとともに、着崩れを防止するために重要な役割を果たします。かつ、着物や帯との組み合わせで、着物の着こなしの絶大な効果を発揮するポイントにもなります。
着物には礼装や略礼装といった「格」があります。帯締め、帯揚げの場合も、着物の格と調和させることが大切です。
帯結びのポイントをご紹介します。
帯は、帯を結ぶ位置が身長に対して、3対5、8対12、13対22という「黄金比率」の位置を標準にして、体型によって背が高い、低い、太り気味、あるいはやせ気味、といったように加減をしていくと、美しく結べます。
背の高い人は帯幅を広くし、帯揚げを少し多めに見えるようにすると良いでしょう。
一方、背の低い人は、帯幅をせまくします。そして少し高めにおたいこを結ぶと美しくみえます。
また、太っていた人は、おたいこの位置を低くするように結びます。そして帯揚げを細くすることですっきりと見せることができます。
着物には、礼装着、略礼装着、外出着、街着・普段着、さらに浴衣、といった、格付けによる種類があります。
TPOにあわせた格付けの着物を選び、帯や小物とのコーディネートを考えて着付けることが大切です。
特に、礼装着や略礼装着、および社交目的の外出着は、自分の好みだけでなく、約束事を守った着付けをする必要があります。一方、街着や普段着は、自分の好みを生かした装いを個性的に楽しむことができます。
いずれにしても、着物と小物の格をそろえて、調和のとれた装いができるようにしましょう。
【礼装着】 結婚式や公の儀式など、格式を重んじる場に装う着物です。
【略礼装着】 礼装につぐ格式の着物です。色や模様が、礼装着よりも、少しくだけています。華やかさがあるので、結婚 式の披露宴や、成人式、入学式、初釜などのお祝いの席に装います。
【外出着】 外出着は、社交を目的とする格式がやや高めのものと、個人の趣味に合わせて装う、気軽なものがあります。 TPOにあわせて素材や模様を楽しめる反面、コーディネートが難しい面もあります。
【街着・普段着】ちょっとした外出や買い物、自宅で、など、気軽に楽しめる装いです。
【浴衣】 夏のくつろいだ装いです。
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